第5回UNHCR難民映画祭2010
UNHCR駐日事務所および国連UNHCR協会は、毎年ご好評を頂いておりますUNHCR難民映画祭を2010年の10月に開催致します。UNHCR難民映画祭は、世界各地で迫害や紛争を逃れ、今なお避難生活を強いられている4千3百万人以上もの難民・避難民に関する認識の向上を目指して開催して参りました。5回目を迎える本年度の映画祭では、約20作品の上映に加え、映画監督やスペシャル・ゲストなど様々な関係者を招く予定です。
2010年は日本にとってミャンマー難民の受け入れプロジェクトの初年度にあたる年です。今年の映画祭では日本初上映となるハイライト作品の一つである『遥かなる火星への旅』(仮)(監督:『グアンタナモ、僕達が見た真実』のマット・ホワイトクロス/原題:Moving To Mars)は、ミャンマーからイギリスのシェフィールドに第三国定住をする二家族の姿を追ったドキュメンタリーです。難民たちにとっての「(第三国)定住とインテグレーション(社会への統合)」というテーマに注力した今年の難民映画祭では、難民と彼らを受け入れる日本にとって同じ社会で生きていくことが一体何を意味するのかを考えるきっかけを提供できればと考えております。
また2006年の開始以来、これまで東京でのみ開催して参りましたUNHCR難民映画祭に日本のより多くの皆様にご来場頂けたらと願い、今年度は北海道から九州までの全国各地における上映を開催致します。
過去の映画祭
プログラム ハイライト作品
『遥かなる火星への旅』(仮)(原題:Moving to Mars)日本初上映
イギリス/2009/英語・ビルマ語/90分/ドキュメンタリー監督:マット・ホワイトクロス
祖国を追われ、タイの難民キャンプで20年近く暮らしてきた二つの家族。やがて彼らの生活は、ある出来事をきっかけに大きく変化することとなる。『遥かなる火星への旅』ではビルマ(ミャンマー)難民としてタイから第三国定住プログラムの制度を通じてイギリスのシェフィールドという町にやってくる彼らの姿を丁寧に描く。彼らにとって新しい土地での暮らしは、全てが未知の世界だった…。
2010年One World Human Rights Documentary Film Festival、オフィシャル・セレクション|2009年IDFA アムステルダム国際ドキュメンタリー映画際、オフィシャル・セレクション
『子供の情景』(横浜でのオープニングイベント上映)
イラン、フランス/2007/ダリ語/81分/フィクション 監督:ハナ・マフマルバフ
アフガン人の6歳の少女バクタイは新しく開校した女子生徒のための学校に通うことを夢見ている。貧しさと母親の無関心を乗り越え、四苦八苦の末にようやく学校へ向かうバクタイだが、途中で少年達に取り囲まれてしまう。残酷なその少年たちは、自分たちが目撃してきた戦争ごっこで彼女を怖がらせるのだった。
2007年サンセバスチャン国際映画祭、審査員賞|2008年ベルリン国際映画祭、クリスタル・ベア賞/<平和映画>賞
『還らざる人々』(原題:The Unreturned)日本初上映
アメリカ、カナダ/2010/アラビア語、英語/75分/ドキュメンタリー 監督:ネイサン・フィッシャー
2003年以降、イラクでは中産階級の約4割の人口が国外へと流出した。『還らざる人々』では、そうしたイラク人5人とその家族を描く。彼らの存在無くしてイラクに電力や清潔な水、衛星管理や保健サービスの供給は望めない。祖国の専門家たちが帰還を果たさない限り、破壊されつくしたこのイラクという国は自らの力で復興を果たしえないであろう。
2010年ヒューマン・ライツ・ウォッチ国際映画祭、オフィシャル・セレクション
『希望をもう一度』(原題:Rebuilding Hope)日本初上映
アメリカ/2009/英語/78分/ドキュメンタリー 監督:ジェン・マーロウ
幼少期に内戦下の南スーダンの故郷を追われ、アメリカに定住した3人の青年―。『希望をもう一度』は彼らが数年後に祖国を訪ね、その後消息を知ることさえ出来なかった家族を訪ねる旅の様子を描く。そして凄惨な紛争が終結し、祖国の現状を自ら知ることによって、コミュニティの復興に向けて自分たちに何が出来るのかを探る。
2010年パリ国際人権映画祭、オフィシャル・セレクション
開催概要
首都圏版
- ■会期
- 10月1日(金)~10月10日(日)
- ■会場
- イタリア文化会館(東京)、セルバンテス文化センター(東京)、ワーナー・マイカル・シネマズ浦和美園(埼玉)、ワーナー・マイカル・シネマズみなとみらい(神奈川)、イオンシネマ越谷レイクタウン(埼玉)
- ■主催
- 国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所、国連UNHCR協会
- ■特別協賛
- イオン1%クラブ、キヤノン株式会社
- ■協賛
- 外国法共同事業法律事務所リンクレーターズ、ソニー株式会社、トヨタ自動車株式会社
- ■協力
- イオンシネマズ株式会社、イタリア文化会館、セルバンテス文化センター、日本映像翻訳アカデミー、株式会社ワーナー・マイカル、他
全国版
- ■会期
- 10月15 (金)、16(土)、22(金)、23(土)、29(金)、30(土)
のうち何れかで以下の各会場での上映(詳細は後日発表) - ■会場
- ワーナー・マイカル・シネマズ江別(北海道)、イオンシネマ高崎(群馬)、イオンシネマ越谷レイクタウン(埼玉)、ワーナー・マイカル・シネマズ福岡ルクル(福岡)、ワーナー・マイカル・シネマズ三田ウッディータウン(兵庫)、ワーナー・マイカル・シネマズ港北ニュータウン(神奈川)
- ■主催
- 国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所、国連UNHCR協会
- ■特別協賛
- イオン1%クラブ
- ■協力
- イオンシネマズ株式会社、株式会社ワーナー・マイカル



