国連UNHCR難民映画祭2017

参加無料

代表からのご挨拶

駐日代表挨拶

夏の訪れとともに、いよいよ今年の国連UNHCR難民映画祭がスタートいたします。
昨年もたくさんの方々にご来場いただいたおかげで、この日を迎えることができました。

故郷を離れざるを得なかった人々は、世界中で過酷な状況に直面しています。
そうした人々の多くは、隣国に避難し、いつの日か故郷に帰りたいと願っております。

彼らの現実を少しでも知り、自分達には何ができるのか。この映画祭は、そうしたことを考えるきっかけとして開催しております。

自然災害を度重なり経験してきた日本のみなさんは、故郷が傷つくことがどれほど辛いか、そして復興に長い時間がかかることをご存じで、これまでも他国で起きた悲劇に対し、温かい支援の手を差し伸べてきてくださいました。

これからも、困難な状況下にいる世界中の人々が希望を持ち続けられるようにUNHCRはみなさんと行動してまいります。そして、難民映画祭がその原動力の一部になるよう願っております。

UNHCR駐日代表
ダーク・ヘベカー

協会理事長挨拶

国連UNHCR難民映画祭は毎年多くの方々にお越しいただき、今年で12年目を迎えることができました。昨年は4エリア(仙台、札幌、東京、大阪)で開催しましたが、世界で家を追われた人々を取り巻く状況が悪化している中、日本においてさらなる難民支援の輪を広めるべく、今年は東京、札幌、名古屋、大阪、福岡、広島の6エリアに拡大し開催いたします。またスポンサーやパートナー団体をはじめとして皆さまの温かいご支援に御礼申し上げます。

現在、家を追われた人の数は6560万人を越えました。中東をはじめアフリカ、アジアでも紛争は止むことなく、多くの人々の苦難が続いています。本映画祭で上映される作品はすべてその現実を反映しているのです。

本映画祭で世界の現状に触れ、それは遠い国の出来事ではなく、そこに人が家族がいるということを知っていただくことで、一人でも多くの方が支援の輪にご参加いただくきっかけとなれば幸いです。

国連UNHCR協会理事長
滝澤 三郎