緒方貞子さんからの応援メッセージ
第10回難民映画祭に寄せて、第8代国連難民高等弁務官でJICA特別フェローの緒方貞子さんよりメッセージが届きました。
『難民映画祭が10周年を迎えられましたこと、心からお祝い申し上げます。難民問題は多様で難しく、理解するには努力が必要です。多様な民族・部族、貧富の差等々、複雑な状況を背景に衝突が生じ、住む場所を追われ、家を失い、不安を抱えて生きている人が同じ地球に何千万人といます。そうした難民の苦しみを表現した『映画』を通して、一人でも多くのひとに難民の状況を理解し、何ができるかを考え行動していただきたいと心から願っています。救済の方途・資金の支援等も多様にあるはずです』
緒方貞子 (JICA特別フェロー/第8第国連難民高等弁務官)
(写真:緒方貞子さんと、UNHCR難民映画祭のトークゲストとして来日したゲール・ドゥエイニーUNHCR親善大使)©UNHCR