難民映画祭への応援メッセージ
第10回難民映画祭に寄せて、素敵なメッセージが沢山届きました!
緒方貞子(JICA特別フェロー/第8第国連難民高等弁務官)
難民映画祭が10周年を迎えられましたこと、心からお祝い申し上げます。難民問題は多様で難しく、理解するには努力が必要です。多様な民族・部族、貧富の差等々、複雑な状況を背景に衝突が生じ、住む場所を追われ、家を失い、不安を抱えて生きている人が同じ地球に何千万人といます。そうした難民の苦しみを表現した『映画』を通して、一人でも多くのひとに難民の状況を理解し、何ができるかを考え行動していただきたいと心から願っています。救済の方途・資金の支援等も多様にあるはずです。 ©UNHCR
アンジェリーナ・ジョリーUNHCR特使
10周年を迎える難民映画祭の開催、誠におめでとうございます。今年の映画祭を通じて、世界で数千万人にものぼる今日の難民についてより多くの方々が知り、その力強さと尊厳について祝福する機会となることを願っています。©UNHCR/A.McConnell
ヤマザキマリ(漫画家)
難民映画祭10周年おめでとうございます。生活の安泰と自由を拘束され、それでも生き延びる権利を全身全霊で全うしている難民の方達が、映像を通じてこれからも世界中の人々から敬意と尊重を受ける事ができますよう、今後の更なる発展も心よりお祈りいたします。©国連UNHCR協会
川井郁子(国連難民親善アーティスト
ヴァイオリニスト/作曲家)
難民映画祭が10周年を迎えられましたこと、心よりお祝い申し上げます。紛争によって難民の問題はますます深刻さを増しており、世界中の意識や関心が高まっています。日本に住む私たちが、決して遠い問題ではなく、同じ人として身近に感じ、考えるきっかけとして、この映画祭は本当に素晴らしいチャンスになると信じています。一人でも多くの方に映画を観ていただき、難民の問題に関心を持ち、難民の心に寄り添う心の輪が広がっていきますように…
難民映画祭のご盛況をお祈りしております。
吉田都 (国連難民親善アーティスト・バレリーナ)
UNHCR難民映画祭10周年おめでとうございます。この映画祭を通して一人でも多くの方が難民の現状を知り、自分に出来る何かを見つけられたら素晴らしいことだと思います。世界中の誰もがいつか幸せになるように願って・・・。
©S.Masakawa
村上雅則 (国連難民親善アスリート・野球評論家)
第10回映画祭おめでとうございます。ちょうど私がUNHCRにかかわった頃に始まりました。毎回心を痛めながら、心から応援しながら観ております。一般の会場でも上映され多くの方々にこの現実を知って頂きたいと思っております。世界の平和を願ってやみません!©国連UNHCR協会
安田菜津紀 (フォトジャーナリスト)
10周年おめでとうございます。「僕たちを本当に苦しめてきたのは、世界から無視されている感覚なんだ」。これは私が出会った、シリア難民の言葉です。今、危険な手段でしか逃れられない難民たちが、その途中で命を落としています。多くの人々が難民認定を待つここ日本でも、傷ついた人たちの居場所を築くことで、更なる犠牲を止めることはできるはずです。そんなメッセージが少しでも、伝わりますように。©Natsuki YASUDA/KnK
麻倉未稀(歌手)
映画祭10周年おめでとうございます。一人でも多くの方に、この映画祭を通して第二次世界大戦後に最も多くの方々が難民となり命を大切に生きる希望を持ちながら大変な思いをしてらっしゃることを知って頂き、手をさしのべるきっかけになればと願います。
渋谷ザニー(国連UNHCR協会広報委員・ファッションデザイナー)
UNHCR難民映画祭10周年おめでとうございます。今日世界では沢山の難民が故郷を追われ平和な土地を求めて行進を続けています。ある人は空を越え、ある人は海へを越え、ある人は山を越え、有刺鉄線を潜り抜け、平和な土地を目指します。しかし、彼らは生涯難民ということではありません。
嘗て、私が難民であったように、来年にでも難民で無くなる可能性を十分に持っています。難民は生涯難民である必要はありません。難民でない私達が彼らを理解する姿勢こそが問題解決に繋がるのです。
もちろん、難民側にも道徳的なマナーが必要です。保護してくれたその土地に対する敬意も尊重も必要です。負の連鎖を断ち切るには民族的な嫌悪感を捨て両者の分かち合いこそが和平に繋がる未来を形成すると私は考えます。
人は生まれたからにはこの一生を生き抜かなくてはなりません。私も生き抜かなくてはならないし、貴方も生き抜かなくてはなりません。貴方の生き抜こうとするその姿勢を妨害する権利が誰にもないのと同等に、生き抜こうとする人を妨害する権利も私達にはありません。© ZARNY.K.K
松田陽子(国連UNHCR協会広報委員・シンガーソングライター)
第10回 UNHCR 難民映画祭の開催、誠におめでとうございます。私たちNPO法人selfの難民支援も、ちょうど10年目を迎えます。UNHCRや難民の認知度を上げるために、これからも私たちが出来ること。チャリティーイベントを通じてたくさんの皆様のご協力で、世界平和への想いが広がっていくように、がんばって行きます!
武村貴世子(国連UNHCR協会広報委員・ラジオDJ)
UNHCR難民映画祭10周年にあたり、心よりお祝いを申し上げます。私も多くの映画を観て、難民への思いを深めるようになりました。今年上映される映画が、あなたにとって、難民を身近な存在として感じられるきっかけとなることを願っています。優しい愛と温かい支援の輪が広がっていきますように。