トークイベントまとめ

トークイベントまとめ

第10回UNHCR難民映画祭では、12人のゲストをお迎えし、14回のゲストトークを行いました。映画の舞台となった地域の歴史などについて、ご自身のご経験を踏まえてそれぞれお話ししてくださいました。

★ゲストのお名前をクリックするとトークレポートをご覧頂けます

東京

『グッド・ライ』

ゲール・ドゥエイニーUNHCR親善大使

「ケニアやエチオピアに行くたびに、若い人の教育の重要性をいつも感じていました。私自身、幼少期、教育を受ける機会が無かったんです。」

『ホープ』

JICA飯村学さん

「そもそもアフリカからヨーロッパへの移民の流れは今に始まった話ではなく、これまでも長く続いてきたそうです。」

『目を閉じれば、いつもそこに』

藤井沙織監督、ジャワードさん(仮名)

「「故郷を愛する」という誰もが持つ共通の思いも伝えたいとおもいました。」

『人の望みの喜びよ』

杉田真一監督

「自分の中で「難民」に対しての思い込みがはがれ、以前より立体的に捉え、体温を感じるきっかけになりました。」

『トランキランディア』

JICA山岸真希さん

「生き残るためには土地を捨てて逃げるしかなくなったのです。」

『三つの窓と首吊り』

黒澤啓教授

「セルビア人とアルバニア人は双方が加害者であり、かつ被害者でもあるのです。」

『アントノフのビート』

JICA森裕之さん

「スーダンの人にとっての音楽は、呼吸と同じくらい自然なものに感じました。」

『ヤング・シリアン・レンズ』

フィリッポ・ビアジャンティ、ルーベン・ラガットッラ共同監督

「「Be Active!」、これが私のメッセージです。」

札幌

『目を閉じれば、いつもそこに』

藤井沙織監督

「まずは知ってほしいです。今の現状もそうですが、シリアがとても美しいところだったこともです。」

『グッド・ライ』

JAR石井宏明さん

「家族は人の基本であり、とくに自分の故郷に帰れない、自分の未来は自分で切り拓かないといけない難民のような状況に陥った時に、一番頼りになる存在です。」

『ホープ』

JICA飯村学さん

「この映画でとりあげられている問題は政情、治安、貧困、干ばつ、気候変動、こういったものが複雑に絡み合った複合災害」

仙台

『グッド・ライ』

JAR石川えりさん

「日本にたどり着いて難民申請ができたとしても、住む場所や食べるものがないという方もいらっしゃいます。そういう方が、凍死しないで春を迎えられるようにする「越冬支援」がこれから始まります。」

『目を閉じれば、いつもそこに』

藤井沙織監督、安田菜津紀さん

「皆さん悲惨な体験を話してくれるのですが、その後には故郷のシリアがどんなに素晴らしい場所か笑顔で話してくれるのです。」

『人の望みの喜びよ』

杉田真一監督

「当たり前のことですが「難民」や「被災者」と呼ばれる人々にも私たちと同じく、ひとりひとりに名前があり、家族があり、思いがあります。」