【作品紹介⑦】ヤング・シリアン・レンズ

【作品紹介⑦】ヤング・シリアン・レンズ

5年目に突入したシリア紛争。

周辺国へと逃れる難民は増え続け、今年7月に400万人を突破しました。UNHCRはシリア難民の数が2015年末までに427万人に達すると予測しています。

シリア国内には少なくとも760万人の国内避難民がおり、その多くが支援を届けにくい地域に避難しています。

シリア周辺国に避難している難民の間では、生計を立てるために児童労働や物乞い、児童婚などを強いられる子どもが増えています。また難民受け入れコミュニティでも難民の急増によって雇用や水、公共サービスなどが逼迫するなど厳しい状況が続いています。


シリア国内で活動するメディア・アクティビストたちに二人のイタリア人監督がカメラを向けました。

『ヤング・シリアン・レンズ』の撮影を通してメディア・アクティビストたちと行動をともにした二人の目に映ったものは?

ルーベン・ラガットッラ監督がシリア国内を取材中に撮影した写真をご紹介します。

All Photo: ©Ruben Lagattolla