UNHCR難民映画祭とは

UNHCR難民映画祭とは

世界では今、紛争や迫害により6850万人もの人々が住みなれた故郷を追われています。この途方もない数字を前に、自分にいったい何ができるのかと、ともすれば無力感に陥るかもしれません。UNHCRはそうした人々を決して置き去りにはしないと、世界130カ国で日夜活動にあたっています。そして、その活動は日本の皆さまのご支援によっても支えられているのです。

UNHCR駐日事務所と国連UNHCR協会は、家を追われた人々の置かれた状況や逆境に立ち向かう強さなど、難民一人ひとりの物語を日本で伝えるために、今年も難民映画祭を開催いたします。難民はどこか遠くの場所にいる人々ではなく、共に生き、支え合う仲間であることが、映画を通じて実感できるはずです。そして毎年各地の会場から、難民を支援してくださる人が多く生まれています。

今年の映画祭のテーマは「観る、という支援。」―どうぞ映画祭に足を運んでいただき、まずは観ることから、難民支援の輪に加わってください。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日代表 ダーク・ヘベカー
特定非営利活動法人 国連UNHCR協会 理事長 滝澤三郎

 


 

UNHCRについて

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は1951年より、世界の難民の保護と支援を行なう国連の機関です。UNHCRの支援対象者は難民、庇護申請者、帰還民、無国籍者、国境を越えずに避難生活を続けている国内避難民の一部です。2017年12月末時点で移動を強いられた人の数は6850万人になりました。UNHCRは1954年と1981年にノーベル平和賞を受賞し、現在では、家を追われた人々を支援するため、130カ国において約11,000人を超える職員が活動をしています。

https://www.unhcr.org/jp/

 


 

国連UNHCR協会について

UNHCRの日本における公式支援窓口として、個人や企業・団体などに向けて広報・募金活動を行っています。2000年の設立以来、多くの民間の皆様よりご支援いただいています。国連UNHCR協会は認定NPO法人です。ご寄付は税控除(税制優遇)の対象となります。

https://www.japanforunhcr.org/