2010年9月アーカイブ

映画祭の開催期間中、セルバンテス文化センター東京にて、写真展「アフリカ難民と私たち」を同時開催します。ぜひお越し下さい。

期間:
10月2日~10日
場所:
セルバンテス文化センター東京 2Fギャラリー
詳細:
フォトジャーナリスト広河隆一氏が、2010年4月~5月に取材したコンゴ民主共和国東側キブ州の難民(避難民)の人々の様子を25点の写真パネルでご紹介します。
雨の中を飛び回る難民の子どもたちや朝食を準備する女性たちなど、何気ない日常の一瞬。父親の棺が粗末な板切れでつくられていく様子を見つめる子ども。
日本企業も深くかかわっているレアメタル鉱山の労働者の姿。
アフリカ難民の問題と私たちの関係について考えるきっかけを提示します。

写真家プロフィール:
広河隆一
フォトジャーナリスト、DAYS JAPAN編集長

1943年生まれ。
1967年に早稲田大学卒業後、イスラエルへ渡る。
直後に第3次中東戦争勃発。その後、中東問題と核問題を中心にパレスチナ、イラク、アフガニスタン、チェルノブイリなど海外取材を重ねる。
IOJ国際報道写真コンテスト(本部ベルリン)の大賞・金賞をはじめ、土門拳賞など国内外の写真賞を多数受賞。
ノンフィクション、写真集、小説、訳書を約45冊出版。中東、核関係のTV報道番組を多数制作のほか、記録映画「パレスチナ1948・NAKBA」も制作。
2004年3月フォトジャーナリズム月刊誌「DAYS JAPAN」を発刊。編集長として現在に至る。
2009年日本写真家協会賞受賞。

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(c) Ryuichi Hirokawa
今年の映画祭の注目作品のうち、3作品の監督が来日します。
作品の上映後、トークイベントや質疑応答を開催しますので、是非会場までお越しください!

■ マット・ホワイトクロス監督
作品名  『遥かなる火星への旅』
イギリス生まれの32歳。代表作にマイケル・ウィンターボトムとの共同監督作品『グアンタナモ、僕達が見た真実』や『The Shock Doctrine』など。本作が単独での長編ドキュメンタリー初監督作品となります。

作品や上映時間などについての詳細はこちら
※上映後、トークイベントや質疑応答を開催します。

■ ネイサン・フィッシャー監督
作品名  『還らざる人々』
  米・ミネソタ生まれ。政治学を専攻の後、ニューヨークで映画を学ぶ。イラクから隣国へと流出する難民の事実を知り、2008年にシリアとヨルダンへ取材に。その後、初の長編ドキュメンタリー監督作品として本作を発表。

作品や上映時間などについての詳細はこちら
※上映後、トークイベントや質疑応答を開催します。

■ コア・ドー監督
作品名  『マザー・フィッシュ』
1979年ベトナム生まれ。1980年に家族と共に難民として祖国を離れ、オーストラリアへ。現在はシドニー在住。オーストラリアで数々の映画賞に加え、ベトナム系オーストラリア人に与えられる栄誉賞などを受賞。本作は5作目となる。

作品や上映時間などについての詳細はこちら
※上映後、トークイベントや質疑応答を開催します。
RFF-small.jpg国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所と国連UNHCR協会は、2006年より実施され、ご好評をいただいておりますUNHCR難民映画祭2010 を開催いたします。今年で5回目となるUNHCR難民映画祭の開会を記念し、映画祭の初日となる10月1日(金)には映画『子供の情景』を上映すると共に、以下の通り主催者およびゲストからご挨拶をさせて頂きます。

【開会のご挨拶(18:00 - 18:30)】
ヨハン・セルスUNHCR駐日代表 より開会の言葉
小松﨑隆 横浜市副市長 よりご挨拶
緒方貞子 独立行政法人国際協力機構(JICA)理事長 よりご挨拶

【映画上映(18:30 - 20:00)】
『子供の情景』  作品についてはこちら
なお、こちらの上映会に入場いただくためにはご予約が必要となります。 ご予約方法についてはこちらをご確認ください。

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