第8回UNHCR難民映画祭は、2013年9月28日(土)-10月6日(日)まで開催します。|8th UNHCR Refugee Film Festival will take from28 September(Sat) - 6October(Sun), 2013.

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第9回UNHCR難民映画祭。詳細につきましては、随時この公式サイトにてお知らせいたします。みなさまのご来場を心よりお待ちしております。

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2014年10月 9日 16:38

2014

【作品紹介】メアリーとモハメッド


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豊かな自然が広がるオーストラリア、タスマニア島。

オーストラリア連邦政府がタスマニア初の収容施設をホバート郊外に開設するという驚くべき発表からこの映画は始まります。2週間後、政府移民局が開いた地域団体との会議で住民は怒りを露にします。
「犯罪者がいる町で安心して眠れない」「子どもたちを外で遊ばせられるのか」
住民たちは不安を訴えます。

そんな中、地域の編み物サークルで収容施設の庇護申請者のためにニット帽を編もうという提案が持ち上がります。編み物好きで敬虔なキリスト教徒のメアリーは、イスラム教徒の受け入れには大反対でしたが、贅沢三昧だと噂の収容者の生活には好奇心を隠せません。そして2ヶ月後、出来上がったニット帽を届けるときにメアリーも同行することになりました。


定期的に収容所を訪ねるようになったメアリーたちと収容所のアフガニスタンのハザラ人の男性たちの間に深い友情が育まれていきます。また収容所で出会った難民のモハメッドを通じて、収容所の生活が実際どのようなものなのか明らかになります。そして難民に対しての先入観が薄れた頃、メアリーたちは収容所で最初のハンガーストライキを目撃することに。



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収容所が閉鎖されるとき、一部のハザラ人の男性はホバートに定住することを選択します。その後も彼らと編み物サークルのメンバーの交流は続き、メアリーとモハメッドは親しい友人同士になりますが、メアリーはモハメッドの信仰に戸惑いを隠せません。

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果たして2人は宗教的、文化的違いを乗り越えて、分かりあえるのでしょうか?

異文化に触れるということ、違いを受け入れるということ。これは出会うはずのなかった二人の心温まる物語です。

All Photos ©Kristy Dowsing



『メアリーとモハメッド』

ヘザー・カークパトリック監督
オーストラリア / 2013年 / 81分 / ドキュメンタリー

日本初上映

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