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【作品紹介】戦乱前夜に咲いた花～世界でイチバン新しい国・南スーダン～
『戦乱前夜に咲いた花～世界でイチバン新しい国・南スーダン～』
今年の難民映画祭のチラシ・ポスターのメインイメージに使用されているのはこの作品の写真です。
南スーダンは民族や宗教など、様々な理由で長年続いた南北の内戦が終結し、世界で最も新しい国として2011年7月に独立しました。
故郷再建のために、南スーダンへ帰還する人々がいる一方で、スーダンと南スーダンの国境付近で武力衝突が激化し、多くの人が避難を余儀なくされています。
治安の悪さや戦闘が主な要因で、難民キャンプなどへ食糧を届ける道がふさがれるなどして、支援を必要としている人へのアクセスが困難な状況が続いています。難民キャンプで避難している多くの子どもたちが栄養失調に陥り、命を落とす危険が高まっています。
この人道危機を受け、UNHCRは緊急支援活動を展開しています。
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この作品は南スーダンを代表する女性、ミス・マライカを決めるビューティーコンテストの候補者たちを追ったドキュメンタリーです。
このコンテストで競うのは美しさだけではありません。国を引っ張っていくことが出来る聡明な女性こそがミス・マライカにふさわしいのです。
スーダンからの独立に伴い、多くの男性が犠牲となりました。悲しい過去を乗り越え、新しい国でよりよい未来を築くために、これからは女性が立ち上がらなくてはならないのです。
女子教育の改善、孤児の保護...候補者たちからは様々なアイディアが飛び交います。
彼女たちのはじけるような笑顔、真剣な表情、コンテストに懸ける思い...すべてが手に取るように伝わるドキュメンタリーです。
All Photos: ©NHK
『戦乱前夜に咲いた花~世界でイチバン新しい国・南スーダン』
制作・著作：NHK
ディレクター:斉藤勇城
日本／2014年／50分／ドキュメンタリー
ナレーション 二階堂ふみ
第51回 ギャラクシー選奨受賞
