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【作品紹介】『シリア、踏みにじられた人々と希望』

今年の映画祭のオープニング作品、シリア内戦と難民たちを追ったドキュメンタリー『シリア、踏みにじられた人々と希望』です。
2011年3月勃発した内戦は、一般市民を巻き込んだ未曾有の人道危機をもたらし、周辺国に逃れたシリア難民の数は8月時点で既に197万人を超え、425万人がシリア国内で避難を余儀なくされています。
本作はトルコの難民キャンプで数々のインタビューを収録。凄惨な内戦の様子や平和を望む国民の悲痛な声を浮き彫りにしています。また、暴力と非暴力の狭間で揺れ動く人々の声を捉え、映画を見る私たちに平和のあり方についても疑問を投げかけます。
日本でも連日のように報道されているシリア難民のニュース、ぜひ映像で彼らの現実を感じてください。
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『シリア、踏みにじられた人々と希望』
原題 The Suffering Grasses (And the Crisis in Syria)
監督:イアラ・リー
アメリカ / 2012年 / 52分 / ドキュメンタリー
日本初上映
▼作品の詳細や上映スケジュールについては
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