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【トークゲスト情報】10/19(日),10/26(日)JICA若松英治様とアリ・ジャン様
【日時】
2014年10月19日(日)13:00~「メアリーとモハメッド」上映後@イタリア文化会館
2014年10月19日(日)15:00~「スケーティスタン」上映後@セルバンテス文化センター東京
2014年10月26日(日)12:00~「スケーティスタン」上映後@関西学院大学西宮聖和キャンパス
【プロフィール】
若松 英治(わかまつ えいじ)
1978年生まれ。父親の仕事の関係で、幼少時代9年間を米国で過ごす。同志社大学在学中にネパール、インド等へバックパック旅行する。卒業後、2002年に独立行政法人国際協力機構(JICA)へ入構。
2003年に、難民申請中であったアリジャン君と出会い、同期の仲間と共に講演会やコンサート、本の執筆などの支援活動を開始する。2005年から2008年にかけて2年間、JICAアフガニスタン事務所へ赴任。農村開発や女性の経済的エンパワメント事業、除隊兵士の社会復帰訓練などを担当する。
2008年に英国サセックス大学の大学院留学中に、高校時代の同級生と米国在住の被爆者を追ったドキュメンタリー映画「ヒロシマ・ナガサキ・ダウンロード」を制作。2010年から3年間、世界銀行への出向を経て、2013年にJICAアフリカ部へ着任。現在に至る。
アリ・ジャン
1982年、アフガニスタン・ヒンズクーシ山脈のふもとで生まれる。5人兄弟(兄二人、姉二人)の末っ子として育ち、小学校時代に首都カブールへ引っ越す。中学校2年生のころにアフガ二スタン全土がタリバンに制圧され、学校に通えなくなる。18歳の時、兄のダーウードが反タリバン勢力に入隊したことを理由に、父がタリバンに投獄される。アリはその数週間後にアフガニスタンを陸路でパキスタン側へ脱出する。その数週間後にもう一人の兄がタリバンに拘束されたことを聞く。
パキスタンに数か月滞在後、日本へと発つ。2001年8月に成田到着後、一週間拘束され、その後は茨城県牛久市の東日本入国管理センターへ7か月間、収容される。法務省へ難民申請するも、却下される。アフガン難民弁護団の助けもあって2002年に仮放免となり、墨田区立文花中学校の夜間学級に通い始める。現在は特別在留許可を取得し、妻と息子二人と共に千葉に在住。
左:アリ・ジャン、右:若松英治 アフガニスタン カブールにて